【東村山】タグに関する記事一覧

前回は強制認知についてみていきました。 今回もその続きです。 婚外子と父については認知がなければ法定親子関係が発生しません。が母との間では分娩の事実が確認されれば当然に法定親子関係が発生します。これは以下の事件から最高裁が認定したものです。 X女はA男...

前回は強制認知についてみていきました。 今回もその続きです。 父の死から3年を経過すると強制認知の訴えは提訴できません。 では父の死が客観的に明らかでなかった場合にも死亡認定から3年を経過していた場合、それでも厳格に適用されるのでしょうか? この事件...

前回は強制認知についてみていきました。 今回はその続きです。 強制認知の訴えの原告は「子、その直系卑属又はこれらの者の法定代理人」となっています。子が小さければ母が原告となるでしょう。 出訴機関は父が生存していればいつでも可能ですが、問題となるのが父...

前回は認知についてみていきました。 今回もその続きです。 認知は父とその婚外子との法定親子関係を確立するものです。がその意思表示は原則父の任意の意思表示によるものとなります。そうなると卑怯な男が認知をしないといったことも可能となってしまいます。そこで民...

前回は「認知」についてみていきました。 今回もその続きです。 婚外子と父との親子関係を確定させる認知はその効果が出生まで遡ります。実の親子であるのである程度当たり前だとは言えます。 認知により父の非嫡出子の身分を得るので、法定の親子としての様々な効果...

前回は父を定める訴えについてみていきました。 今回は「認知」についてみていきます。 法律婚以外で出生した子と父との親子関係を確定するには「認知」が必要となります。 この「認知」とは父が子を自分の子であると認識する法律行為です。 認知は基本父の一方的...

前回は内縁関係から出生した子の身分についてみていきました。 今回は父を定める訴えについてみていきます。 婚姻成立から200日後、又は婚姻の解消・取消しの日から300日以内に生まれた子については妻が婚姻中に懐胎したものとの推定が働き妻が婚姻中に懐胎した子は夫...

前回は内縁関係にある子の身分についてみていきました。 今回もその続きです。 内縁関係にあった男女が子ができたことをきっかけに婚姻届を提出したとします。出産がその届出より200日以内であった場合夫の子としての推定が働くのでしょうか? 実はこの場合一応夫の嫡...

前回は推定の及ばない嫡出子について説明しました。 今回は内縁関係にある場合の子の身分についてみていきます。 法律婚ではない男女の関係から生まれた子について、母との関係では分娩の事実により親子関係は確定します。が父との関係は法律婚とは違い父の「認知」がな...

前回は推定の及ばない嫡出子について説明しました。 今回もその続きです。 推定の及ばない嫡出子の場合夫が嫡出を否定するにはどのような方法があるのでしょうか? 推定が及んでいる場合、夫には嫡出否認の訴えによって否定することになりますが、推定の及ばない嫡出...