この掛け軸は、今年の6月に落札しました。この画家の名は春木 南溟(はるきなんめい)です。明治11年に亡くなっています。この方の師は父の春木南湖です。実を言いますと、前に私がこの春木南湖の掛軸をオークションで落とそうとしたことがあります。このブログにも書いたことがあります。16万まで追いかけたのですが、資金不足で負けてしまいました。相手は2万円刻みで上げていきまして、あきらめた次第です。春木南湖のその時の掛け軸名は西園雅集図です。30人の人物が描かれた絵です。あの絵は本当にいい絵でした。最高傑作だったと思います。私も落札最終日を楽しみにしていましたが、諦めました。7万円ぐらいで落ちると思っていましたが、春木家のコレクターの方がいたと思いますね。何が何でも欲しかったと思います。それを感じましたので諦めました。このことがありましたので、息子の春木 南溟の絵を買った次第です。かたき討ちのようなものですよ。大幅ではありませんので、そんなに見ごたえはありませんね。でも名鑑では250万円の価格の人ですので参加してしまいました。しかしこれが意外とあっさりと落札できました。なんと2万5千円です。水墨ではなくしっかりと彩色されています。落札その1の掛軸も極彩色でしたが、もしこの絵が大幅ならばかなりの値段になったと思います。本当に父親の春木南湖の絵が今でも残念でなりません。

 

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