この年次研修とは、司法書士は5年ごとに司法書士がその社会的使命を果たすための職業倫理の保持を目的として、参加が義務づけられている研修です。
  10月18日の日曜日に名古屋の愛知県司法書士会館へ行ってきました。私も今回で3回目の年次研修になります。午後1時より、6時までプログラムが組まれています。勿論20分の休憩も2回あります。DVDでの講義もありますが、やはり問題はグループディスカッションです。今年は、1、意思確認(懲戒事案の実話) 2、利益相反(司法書士が遺言執行者となる) 3、誇大広告(ブログ内容)が課題でした。この休憩の間に詐欺話を聞かされました。私たちのグループの司法書士の先生が、売買の立会いで浜松へ行ったそうです。その時の売主が詐欺師でした。その先生は売主の車の免許証が怪しいと思いました。免許証が偽造されたものであり、私たちが持っている免許証とはどこか違っていたのでしょう。もし免許証が偽造だと見分けがつかない完璧なものだと怖い結果になったと思います。また売主の住所が住所移転していまして、その先生はこれも怪しいと思ったそうです。詐欺師たちも手の込んだ事を考えるものです。一歩間違えるととんでもない事になるところでした。関東の女性の司法書士がだまされたそうですが、だまされて見抜けなかったとゆうことで、1か月の業務停止になりましたからね、本当に怖いです。今回のように愛知県の先生が、わざわざ遠くの浜松まで行くような立会いは、何かと注意が必要かと思います。テレビの何でも鑑定団に出た方が、不動産詐欺に遭ったと言っているのを観ましたが、売主(詐欺師)の方が、がたがたと震えていたそうです。それもまた詐欺を見つける一つの方法かも知れませんね。


  グループディスカッションで免許証まで偽造してくる詐欺師の話を聞けたのは、とてもよかったと思います。詐欺に遭わないよう、大いに参考になりました。私も過去のブログで詐欺話を書いていますが、私の場合は抵当権詐欺でした。今では免許証を使って土地代金を騙し取る事件が多いみたいですね。このブログは価値のあるブログだと思います。先生は必読です。


  関東の女性司法書士が詐欺に有ったのは平成22年です。やはりこの時も免許証の偽造です。外見は完璧な免許証だったのでしょうかね。有効期限が誕生日になっていたそうです。私も自分の免許証を見ましたが、有効期限は誕生日ではなかったですね。やはりこの時も住所変更登記があったと書かれています。
 ( No517、 3月号 )


  話は変わりますが、金山橋にある愛知県司法書士会館の近くに堀川が流れています。会館に入る前に堀川を見に行きました。たくさんの魚が泳いでいるのが分かりました。ただまだ水が汚いですね。もしこの水が川底が見えるような、それなりの川になれば、この後の5年後には、釣竿を持って研修会に行きたいと思います(冗談です)。




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