あの日とは阪神淡路大震災のことです。大地震は平成7年1月17日の火曜日の朝5時46分に起こりました。地震雲を見る時は偶然性があるかもしれません。私は日曜日だったと思っていましたら、振替休日で月曜日も休みだったのですね。地震雲を見た日は大地震前日の16日の月曜日です。その日自宅より20キロ離れた事務所へ仕事のために行きました。休みにもかかわらず事務所に行きましたので日曜日だったと思っていたのですが、ほんとうは月曜日だったのです。朝は地震雲が無かったかも知れません。あったかも知れません。通勤途中の雲の様子はあまり注意していませんでした。私が見たのは帰り道です。3時頃だったと思います。その日はいつもと同じで行きも帰りも同じ道を通りました。その道を行くと300メートル程距離が短いです。事務所から出てまず国道259号線を豊橋方面に向かいます。田原市石神町の信号機で右に曲がりました。国道42号線に出る赤羽根町方面行きに進路をとりました。その信号機からほんの100メートルか200メートルぐらい行った時に太平洋上空に地震雲が真正面に見えたのです。そのまま国道259号線で帰ったら見ることが出来なかったかも知れません。いつものように曲がったおかげで見えたのでした。私が買った本では、上空の高いところに短く出るのが大地震の雲だと言っていました。今までは低いところに長い雲が出ているのは何回でも見ていましたので、そのような雲は初めての雲でした。私も大地震の雲はしっかりと頭に叩き込んでいましたので、すぐに判りました。上空高いところに二本線でチョンチョンと架かっていました。勿論こんなことは一生に一度あるかないかの大地震雲ですので車を止めました。しばらく上空の地震雲を眺めていました。その後何気なく今来た道の上空を見ました。そのときびっくりしました。三河湾上空にも全く同じ雲が出ていたのです。二本線の同じ雲が上空に見えるのです。一箇所から上空にあっちにもこっちにも見えるなどは買った本にはその様なこと書いてはいませんでしたので驚きました。知り合いのおばさんに地震雲のことを話しました。その次の日の朝に渥美半島もかなりゆれましたので、そのおばさんは「当たったー」と思ったそうです。おばあさんになったその方に地震雲のことを聞きましたら、もうおぼえてないそうです。渥美半島では死者も出ませんでしたので、所詮、ひとごと他人事ですか。尚、平成23年3月11日に起こった東北地方太平洋沖大震災の時の地震雲は見ていません。

(このブログは自宅で書きました。本の題名と作者を書きたかったのですが本が見つかりませんでした。見つかりましたらコメント欄に書きます。)
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