有名な伊良湖町にある共有地の持分相続登記ミスにより、9筆の相続登記落ちを見つけました。伊良湖町にある地縁団体に属する共有地は所有人数により、30筆と11筆の共有地に別れます。伊良湖ビューホテルの敷地もこの共有地に入っています。私が見つけた相続落ちの共有地は11筆の方です。どうゆう訳か2筆が相続され、残りの9筆が相続されていませんでした。プロの私たちには信じられない持分の相続登記ミスですね。相続落ちを見つけるのは、ベテランの司法書士でなければなかなか見つけられないものなのです。これは長年の経験が物を言うのです。とは言っても、登記情報を詳しく調べれば直ぐに判ると思いますが、私は登記情報から調べたわけではありません。ここが長年渥美町の相続登記を手がけてきた司法書士の第六感と申しましょうか、田原町や豊橋の先生ではきっと、判らないのではないかと思います。勿論、この第六感は当事務所の重要な秘密事項に入りますので言えません。仕事の少ない先生はこの様な相続ミスも仕事にしなければいけませんので、そう簡単に教える事はできません。あしからず。  去年、私は伊良湖町在住の2名の方より、この共有地の相続登記を依頼されました。どちらの方も私のところで過去仕事を依頼された事のある方々です。その時この相続ミスを見つけました.正確にはおかしいなと思いました。それで登記情報で詳しく調べて持分相続落ちのミスを見つけた次第です。普通の先生なら気がつかずに頼まれた相続登記だけで終ると思います。しかしやはり渥美町の事を知り尽くしたものでなければ、気がつかなかったと思います。渥美町の先生の私だからできたのです。田原や豊橋の先生ならばたぶん無理だと思います。しかし相続が落ちていましたのを見つけましたから、相続させてくださいとは遠方の先生ではなかなか言いにくいのではないかと思います。その点私は一番近くにある事務所ですので、電話で事情を話し、9筆の相続登記を引き受けることが簡単に出来ました。本当は去年の11月頃電話をしましたがなかなか持って来られないので、2月に入ってもう一回電話したところ、今度はすぐに持ってこられました。共有者73人のチエックはなかなか大変ですからね、登記を頼まれてホントに良かったです。 平成20年以前の登記でしたので、廃業された先生が相続を落としたのかと思いましたが、違っていました。田原町の先生でした。まあ、納得ですね。地元の先生ならば伊良湖町の共有地は良く知られた存在ですからね、落とすわけがありません。この田原町の先生はよく落とすのですよ、田原市役所の税務課でこの先生が調べものをしていた時、近ずいてきた人が、この先生に向かって言いました。あんたが登記を落としたからここへ来た。と言っていましたのを偶然聞きました。珍しいですよこんな話が聞けるのは、とても忙しいのだなと思いました。実を言いますと、ムーミン村より預かってきた相続書類もこの先生のでしたね。いつものように、しっかりと、ホッチキスで綴じてありました。昔と違って印鑑証明書などのコピーが必要ですので、全部ばらばらにして、穴あけ機を使って穴を開け、黒紐で綴じなおします。この相続書類作成先生の名前入り表紙も一緒に綴じ込んで、これで一丁出来上がりです。相続を落とされると基本の報酬に筆数加算があり、1件分増えてしまい大損害ですよ。落とさないように相続しなければいけません。だから地元の先生に頼んでくださいお願いします。

 

 

  この相続落ちの登記以後、平成24年分も入れて数件の共有地相続が行われていますが、私が相続したのは1件でした。当時はまだ古い登記簿を見ることが出来ましたので、相続落ちを発見出来ない状態が続づいたのも事実です。

 

 

 

 この持分相続登記申請も17日に提出しました。只今登記中です。

 

 

 

 

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