昨日の土曜日、いつものように豊橋の絵の会に行きました。いつもの無料の駐車場に車を置きました。そしていつものように超越瞑想を始めました。瞑想から目覚めて、しばらく車の中で、時を過ごしました。6時15分になり、さあ行こうと外に出ました。そこへ二人連れの女性が駐車場に入って来ました。思わず隣の軽自動車の持ち主だと思い、瞑想後でもあり、少しハイな気持ちだったのでしょう。言葉のキャッチボール(あや取り)をしたくなり、にこにこしながら「お帰りなさい」と言ってしまいました。右側の女性がぎこちなく頭を下げました。しかしそのまま駐車場を出て行ってしまいました。車の持主じゃなかったのです。ところが右側の女性がすぐ戻ってきて私に言いました。「ここで何をしているのですか」と私は「ここは無料の駐車場ですので車を置きにきたのですよ」と私が言いました。すると彼女は「これからどうするのですか」と聞いてきましたので、「今から絵を描きに行きます」と言ったところ、がっかりしたように帰ってゆきました。その時は、私はなんとも思わなかったですね。年齢差がありますからね。画板を持ってすぐカリオンビルに向かいました。5分休憩の時にトイレに行って手を洗いながら鏡を見て驚きました。なんと私の顔が30才に見えるのです。驚きました。実を言いますと、その日の3時に床屋さんに行ってきました。はさみでお願いしますと言って全部はさみでカットしていただきました。カットしたばかりの時だけは7対3に分けるのですが、その日は車の中での超越瞑想後でもあり、びっくりするほど若く見えました。おお、こんなに若く見えたのなら、あの駐車場の女性は私に逆ナンパを仕掛けてきたのだと思いました。うーむ、床屋さんのはさみのカットは若返りに対して恐るべき技だったと鏡を見て思いました。会の中でその話をして大盛り上がりをしました。その後の帰りは若返った自分に自信がつき、いつもの帰り道のキャバクラ風俗店通りから右に曲がって、広小路通りを駅前方面に向かいました。なんと言っても私は30代ですからね、広小路を横切る3人の女性を見て、すばやく横付けして電動窓を下げ車の中から声をかけてしまいました。「乗っていきませんか」すると、3人の一番左側の女性が笑顔で言いました。「大丈夫デース」と、あっさり振られました。ナンパは究極の恋愛ですからね、馬鹿にしてはいけません。
 以上、昨日のサタディ・ナイト・フィーバーの様子でした。


 「乗っていきませんか」と書いてありますが、本当は「乗ってかなーい」でした。少し反省します。でも凄いでしょう、この年でナンパですよ、あなたなら出来ますか?この女性たちはいい思いをしたと思います。1960年代のアメリカン・グラフィティのような映画のワンシーンですからね(たぶん)、この時の時間は夜の8時45分ぐらいです。きっと彼女たちは、この話で盛り上がったと思います。私の車がピンクのクラウンなら乗って来たかも知れませんがね。「それでは皆さんさよならさよなら」



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