青年畑と呼ばれていた農地は、耕地整理の換地により大きな1筆の土地が42筆、42人の共有地になった農地のことです。このためこの相続人の一人が相続するたびに、基本料金+増加筆数加算及び、相続図等々の費用の合計が65,000円掛かるのです。これを題名にしました。この青年畑の換地後の合計面積は、7962㎡、1筆の一番大きな面積は236㎡、一番小さな面積は、170㎡です。耕地整理に入る時に、共有者が耕作している土地を1筆ずつ測量したと思います。大変な作業だったと思います。この土地を単独名義にするために、悪戦苦闘しました。平成5年から9年5月までの登記の物語です。
この題名は共有登記を持分放棄をして、最後の単独名義にする登記完了後、登記料を払ってもらう時に、最後まで払いが遅かった一人の登記完了者の人に、登記料を気持ちよく払ってもらうことを促すために投げ掛けた言葉です。これからは、単独名義になった1筆だけ相続すればよく、42筆相続する必要がなくなったから、貴方のお父さんが亡くなったら他の単独名義の土地と一緒にこの単独名義になった青年畑を加えるだけでよいから、42筆の相続登記は必要ではないですよ、だから、65000円戻ってくるのですよ。と言ったのです。それを聞いた登記済権利者は「そうゆうことか」と言って納得して払って貰う事ができたのです。でも少しは登記料を勉強しましたので、お父さんが亡くなったら私のところで相続登記をして頂きたいものです。しかし渥美郡渥美町(現田原市)の中山町地区の人々は口コミを信じる人が多く、私の所へ来る方は、今では10人に一人ぐらいしかいませんので、なかなか来てくれず、無理かも知れません。このような私の味方にもならない人たちの為に、又、当時の渥美町の役場の税務課の為に、私は命がけで?、単独名義にすべく戦い抜いたつもりです。勿論、私の味方になる人もいます。その人たちは他の人の持分を買ったりして、所有面積が多い人たちです、一番面積の多い人は1238㎡(7筆)です。次に多い人は588㎡(3筆)です。このような人はどうしても単独名義にしたいと思っていますので、当然、私も、時にはその人たちの力を借りなければ、出来ませんでした。力を合わせて最後まで登記を完了させましたが、私の苦労を知っていたのは、ほんの2,3人だったと思います。
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