ジモッシーとは地元の司法書士と言う意味です。漢字で書くと「地元ッ司ー」と書きます。早速本題に入ります。先月の11月20日(日曜日)に売買がありました。しかし私はうっかり忘れてしまいました。つまりすっぽかしですよね。携帯にもじゃんじゃん掛かっていましたが出ませんでした。自宅にはいましたが、なぜかうまくつながらなかったですね。お客さんには大変申し訳ありませんでした。売主の3人は神奈川の人です。しかし私がいなくても、その土地の測量の集金に来ていた調査士の先生が委任状と原因証明情報を作ってくれていました。しかし委任状が全く見たこともない委任状でして、弟の調査士に聞いてみましたところ、そんな委任状は使わないぞとのことでした。それでこの書類を作った調査士に直接聞いたところインターネットで見つけたそうでした。調査士の方には悪いですが、やはり使わない事にしました。新しく委任状を作って送る事にしました。勿論このダメな委任状を持ってきたのは翌日の月曜日の夕方でした。この仕事は諦めていましたが、不動産業者の方が私の所へ持ってきて頂きました。ありがたいことです。実を言いますと、私は売主も買主も物件も全く聞いていませんでした。それで書類も何も作っていなかったものですから忘れてしまったのだと思いますね。前情報が無かったので余計に忘れたのだと思います。さて売主の方の名前を見て「おー」と驚きましたね。ここでジモッシーの登場ですよ。この名前の方に関する不動産の売買予約の登記を平成16年にしたのですが、この不動産にこの方たちの亡父親の仮登記が先に付いていました。昭和46年当時売買登記の時に移転と同時に抹消をするのを忘れていたのでした。平成16年この仮登記を抹消しようと思い渥美町内の配偶者の方に会いに行ったのですが、うまくいかなかったですね。その条件付所有権の仮登記は昭和46年に付いていましたが、この仮登記が付いた農地を3年ぐらい前に相続を頼まれまして、それですぐにまた思い出した次第です。今回の偶然がこの条件付所有権の仮登記を抹消出来る最後のチャンスですので、売買予約の仮登記の方に会いに行きました。電話を調べましたが載っていませんでしたので直接会いに行ったのです。これもジモッシーだからできるのですよね。この売買予約の権利者のWさん(女性)には1年前ぐらいにも仕事で会っておりまして、「今後農地転用などで困るから抹消しましょう」と強く言いましたところ、すぐに話にのってくれました。お金はWさんに払ってもらう事も話ました。これで話はつきましたので、神奈川に電話しまして、委任状と相続書類をついでに送って下さいと言いました。今回の売買の土地の閲覧をしたところ、相続を2年前にしており、間違いなく相続書類はあると思いました。しかし印鑑証明書を3人の方から新しく取ってくれとは言えませんでしたので、相続後、「条件付共有者全員持分全部の移転」をしておく事にしました。印鑑証明書の援用がダメと言われましたので、抹消は今回は後にしました。そして今月時間が掛かりましたが、売買登記2件と仮登記の相続と移転登記の2件が終わり先日全部の登記料をもらい終了しました。やはり登記をするならジモッシーですよね。


 神奈川の3人の相続人に電話をしたところ末弟の方が相続書類を持っているとのことでした。送付の電話をしたところ、私は全く覚えていなかったですが、私の相続図が付いているとのことでした。届いた相続書類を見ましたところ、廃業された先生の表紙の上に私の相続図が糊付けで確かに付いていました。一部新しい戸籍が付いていましたので、その頃(平成4年8月)の事件簿を調べた処、確かに配偶者の方の相続登記が載っていました。私も全く覚えていませんでしたが、事件簿でこの時の買主の方はよく知ってはいます。この相続書類では戸籍が足らなかったので、私が取り寄せたのだと思います。少し思い出しました。しかし登記自体はこんな登記をした事は全く忘れていましたね。



 配偶者を中間相続人にして、3人に仮登記の相続登記をしました。これで連件で一度に出して終了、4件の登記完了です。やはりジモッシーですよね



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