2013年 5月の記事一覧

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13年05月31日 18時39分23秒
Posted by: kawasaki
第1話
 鎌田町内から右折して田原警察署方面に抜けていくと最初のカーブミラーがあります。この話は平成10年の話です。当時マークⅡ1800CCの車に乗っていました。もちろん中古ですが、とても燃費がいいので結構気に入っていました。既に20万キロは超えていました。朝事務所に行く出来ごとでした。私もそんなに早く行くほうでもありませんで、9時頃だったかもしれません。いつものように右に曲がってその道に入りました。当時はその道がそんなに危険な道とは知りませんでした。だから1本目のカーブミラーなど全くと言っていいほど見なかったですね。カーブのところに家が建てられましたが、ブロック塀は最初の頃はなかったです。その後ブロック塀が作られ全く見遠しが悪くなりました。相手の車は全然見えなくなりました。道路が狭いので真ん中を走っていました。そのブロック塀の近くまで来ました。私の車のスピードは40キロぐらいだったでしょう。突然と言いますか、そのブロック塀から車の一部が見えました。私から見ると左に曲がるカーブですので、私の方が先に気が付きます。そのスピードが70キロぐらいに見えました。その時ぶつかると思いました。今まで一度もぶつかったことがなくハンドル一本で全部逃げ切ってきたのですが、今回だけは逃げ切れずにぶつかると思いました。この道が細くかわすことが出来ないと思ったからです。ブロック塀の下を見ると側溝にコンクリートのふたがないのが見えました。それでもそのふたの無い側溝に、タイヤを落とせば逃げ切れるかも知れないと思い、側溝に向かってハンドルを切りました。一瞬の出来事です。右のバックミラーを見ました。相手の車がぎりぎりですれ違うのが見えました。よし抜けたと思った瞬間でした。左の後輪タイヤにドカーンと衝撃があり、その衝撃で私の車が道路に飛び出してきました。なんと側溝に偶然ですが一個コンクリートのふたがありそのコンクリートに後輪がぶつかり飛び出して来たのでした。車はブロック塀にはぶつかりませんでしたが、後輪のタイヤがパンクしてしまいました。私は車が飛び出してきたと同時に車を止め相手の車を見に行きましたが、すごい勢いで走って行くのが見え、ちょうど鎌田町内へ曲がっていくのが見えました。相手は私がこんな操作をして衝突を回避したことなど全く知らなかったかも知れません。私は少し放心状態になり、ブロック塀のとなりの家(たぶんブロック塀の家の人と親戚だと思う)の駐車場に車を入れました。そこへ偶然ブロック塀の家の持ち主が帰って来ました。その夫婦の方はまだ若く、見知らぬ男が親戚の庭に車を入れているのを見て近ずいてきました。私は今までハンドル一本でどんな時もぶつからずに逃げ切ってきたが、今回だけは衝突するかと思ったことを話し、タイヤを側溝に落とせば逃げ切れるかと思いタイヤを側溝に落としたら、側溝のコンクリートに後輪が当たり飛び出してきたがタイヤがパンクしたと話しました。そこの奥さんが道路を見に行きましたので、私も見について行きました。側溝には確かにコンクリートのふたがひとつ置かれていました。その時です。私も、そのまだ若い奥さんも道路を見てびっくりしました。なんと道路にくっきりと二本タイヤの跡があり、側溝にむかってずーと伸びているのです。無意識に私もブレーキを踏みながら側溝にハンドルを切っていたのですね。タイヤの跡は道路の真ん中あたりから付いており、そのままでは当然衝突していましたね。見事なハンドルさばきでした。きっとその若奥さんも嘘を言ってない私のハンドルさばきに惚れたでしょうね。そのあと、当時、この近くにある弟の事務所の隣の内籐タイヤ店さんへパンクしたままゆっくりと車を動かして、タイヤを新品と交換してもらいました。
その後、それからはここへ来ると必ずカーブミラーを見ます。尚、田原市の土木に電話をしてすぐに側溝にふたをしてくれと言いましたが、コンクリートの側溝ふたが敷き詰められたのは電話してから1年ぐらい掛かりました。その後はそこを通る度ごとに側溝を見たものです。この事件の後、私は市役所の公務員のお兄ちゃんたちとけんかするたびにこれを持ち出して、いつもこう言います。「お前たちがやっていることが全部正しいなんてことは絶対ありえないんだぞ」とね。

 後から知りましたが、この事件が起こる前に鎌田町内の方がここで事故を起こしたこ  とを淳子さんから聞きました。


第2話
 それから2,3年後の話です。車はスプリンターの1500CCに変わりました。
いつものようにカーブミラーを見ながら走って来ました。まだ遠くから見ていると、カーブミラーに白いものが横切ったのが分かりました。それでスピードを落としました。なかなか車が来ないなと思い、左に寄ることにしました。ここで一回警笛を鳴らしました。スピードも30ぐらいに落としました。すると白い軽自動車が突然私の車線側に入りながら飛び出してきました。この場所は第1話よりももっと手前(ブロック塀のカーブまで行かない)の道路上になります。びっくりしたのはその車に乗った女性でしょう。私の車を見てびっくりしてブレーキを踏んで突っ込んできました。私はこの女性が驚いて目をつぶりハンドルを左に切らずにそのままハンドルにしがみついて突っ込んできたのをしっかりと見ました。私の車のすぐ手前7メートルぐらいの目の前ですよ。顔もはっきり見えました。私も一瞬右に切ろうかなと思いましたが、もし女性が左に無意識に切ったら衝突すると思い、やはり左に切りました。私は車が来ることが分かっていましたので左にヒョイとかわして側溝の上をゴトゴトと音を立てて走りました。すぐ電信柱がありますので、軽をよけると同時にブレーキを踏みました。すると車の後ろが軽自動車の方にスリップしたのを感じました。このままでは後ろが軽自動車にぶつかると思い、私もすぐブレーキペタルから足を離し、もう一度踏みなおしました。つまりダブルブレーキを一瞬の間にやりました。結局ぶつからずに済みました。女性はハンドルに倒れこんだまま車を止めて、じっとしていました。近づくと喪服を着ていました。私が窓ガラスをコンコンとたたくと、やっと体を起して私の方を見ました。「私が警笛を鳴らしたのがわかりましたかね。ここは必ずカーブーミラーを見ないと危ないですよ」と喪服を着た5、60代の女性に言いました。きっとぶつかったと思ったことでしょう。すぐに後ろから車が来ましたのでそのまま別れました。結局この女性は一言も言わず火葬場へ走って行きました。実を言いますとこの道は田原市の火葬場に行く近道でもあり、火葬場に隣接している斎場「やすらぎ苑」もあり、この女性もそこに行くために急いでいたと思います。事故にならなくてよかったですね。もしこのブログを読みましたら、お礼の電話をして下さい。第1話の方も火葬場へ急いでいたかも知れません。ここは本当に危ないですよ。今でも時々ひやっとします。



 少し余談になりますが、30年ぐらい前かも知れません。昔、ゲームセンターに行くとゲーム機の中に車で前の車を抜いていくゲームがありました。 今のように座ってハンドルを持ってするゲームではありません。画面の前に立ってハンドルを握って5センチくらいの大きさの車で上から下りてくる多くの車の間を縫って走るんですが、ぶつからないようにハイスピードで走ると点数が伸び3000点を超えると、ゲーム時間が伸び5000点代に載せることが出来、そこが最高得点であり時間切れになります。ある時、伊良湖岬にある伊良湖港湾センター(今は道の駅伊良湖クリスタルポルト)へ行きそこのゲーム機で自動車の追い抜きゲームをやりました。一回しかやりませんでしたが、やっている最中に後ろの方で女性の大きな声でキャーキャー言っているのが聞こえました。さすがに私もゲーム中でしたが気になって一瞬振り返りました。女子高生が二人私のゲーム画面を見て興奮して叫んでいたのです。私も一瞬後ろを見たのですが、当然画面の中の車はぶつかってしまいました。ゲームに戻りましたが、後ろの女子高生は相変わらず同じようにキャーキャー言っているのが聞こえました。結局一回振り返ってぶつかったのが原因で3000点に乗せず、いつもは5000点にいきますが、この時は5000点にはいかないままゲームは終りました。私もまたゲームをやるのも恥ずかしいのでこのまま帰ろうとしました。そして左を向いて帰ろうとしたところ、なんと女子高生が大きな声でキャーキャー騒いでいるのを聞きつけた人たちが2,30人ぐらい私を取り囲んでいました。私はその中をこそこそと帰ってきました。ゲームでこれぐらいの集中力があるから今まで事故もなくこれたのですね。今まで事故なしでこれたのはまぐれではなかったのです。みなさんもゲームで集中力を磨いて事故のないようにしましょう。
13年05月13日 10時12分05秒
Posted by: kawasaki
 今日こそは停まってカーブミラーに覆いかぶさっている、桜の枝を切ろうと思っていても、道具を忘れてしまい素通りしていました。今日、自宅を出る時、鎌とのこぎりをやっと持ち出しました。鎌田町内から右折して田原警察署方面に抜けていく衣笠小学校の南校門近くの前を30メートル程行ったところに、その2本目のカーブミラーはあります。かなり手前からエンジンを切り惰性で走らせて迷惑のないところに、車を止めました。鎌とのこぎりを持ち出し、折れて垂れ下がっている桜の枝を引き寄せました。折れた処から50センチぐらいの処をのこぎりで切り落としました。そこを犬3匹つれた初老の男が通って行きました。おじさんの後ろ姿を見ながら私は心の中で、「気がついてよ、いつも犬の散歩で通るなら、折れてぶら下がっている桜の枝が、車などの通行の邪魔だろうから、何とかしてあげようぐらいは思って下さいよ」と思わず思いました。たぶん近くに住む住民の方だと思います。ここは狭いが歩道もありなおさら狭くなっておりますので、カーブミラーは絶対必要な道路です。この2本目のカーブミラーは毎年と言っていいほど草や木などに覆われて見にくくなっており、よく私が鎌などを持ち出して切り開いていました。こんなことをしてくれるお人よしのボランティアは私と同じ町内に住む背が高くて格好のいい坂本さんの二人しかいません。坂本さんいつもありがとう。 (坂本さんは女性です)
 この話は5月10日(金曜日)の朝の出来事です。


 大昔、ここのカーブはもっと狭く、私が事務所に行く時はここで必ずスピードを落とし、ゆっくりと走り,対向車が来ないか確認をして走りました。そのぐらい狭い道でした。それでもう少し広くなればいいのにと何度も思いました。すぐそばに住んでる所有者の方が邪魔でもしてるのかと思いました。当時、少し拡幅工事をしましたが、こんな拡福工事ではだめだぞと思い、それである時策謀を思いつきました。その策謀を初めて1カ月後になって道路拡張の工事を始めました。田原市土木課への援護射撃?が成功したかも知れません。


 この話には2本目のカーブミラーと書いていますが、鎌田町内から右折して来る今回の道路の最初の1本目のカーブミラーの場所が、一番、田原市で危険なカーブです。その恐ろしいカーブでの出来事を[No.98]で話します。


  今日は5月11日(土曜日)です。この道を通って朝事務所に来ましたが、今日は雨の影響かもしれませんが、桜の枝がまだ覆いかぶさっていますので、もう少し桜の枝を切る必要があります。明日、日曜日晴れていれば早速切ります。


 今日は5月12日日曜日です。今日は第2日曜日で鎌田町内会の掃除の日です。
 掃除が終わった後、桜の木を切りに行きました。


   今日は5月13日月曜日です。先ほどこの道を通って来ました。バッチリです。ここはパトカーも頻繁に通りますが、ただ通っているだけでは困ります。車に、のこぎりや鎌等を入れて置くのも必要ではないかと思います。
    最終記述 5月13日午前9時50分
13年05月10日 14時36分05秒
Posted by: kawasaki
 昨日と今日の2回丁寧なお礼の電話をいただきました。当たり前のことをしただけで恐縮です。ハウスメーカーのことを前々から書きたかったのですが、偶然にでくわしたことであり、結構うまく書けて、ブログに載せることが出来ました。もちろん全て本当のことです。しかし、まさかこんなに早く見つけられるとは思いませんでした。電話もあるとは思ってもいませんでした。住友不動産さんとは、もちろん初対面ですが、住友不動産さんは、きっと義理も人情もある、いい会社だと思います。私もある時は面白半分や、皮肉や冗談も入れて同業者の方に楽しんでもらうようブログを書いていますので、あまり気にしないでください。住友不動産さんの新築そっくりさんとかリフォームなどは田原市内での新聞チラシ広告などで結構興味深く見させてもらっています。これを機会に仕事のつながりがあればうれしいです。

13年05月08日 12時57分30秒
Posted by: kawasaki
 昨日、ゴールデンウィーク明けの7日火曜日朝8時、いつものように鎌田町内から最初の信号機をまっすぐ清谷川沿いの狭い道(市役所前に出る)を行きました。左側に、住友不動産の看板のある新築工事中の建物があります。この道は「ぐるりんバス」も通る道であり、すれ違う時、狭いので止まる方もいます。ちょうどこの建物の前に差し掛かった時、強風にあおられて、タイヤ付きのジャバラフェンスが道路の中央ぐらいまで出ていました。私も避けて通るつもりでしたが、やっぱり正義の味方なのでしょうか、15メートルほど行って、車を止めました。その時、後ろから同じ町内の女性の方が追い抜いて行きました。私も早速戻って、フェンスをどかして道路に出てこないようにしました。その時おかしいと思いました。休みの間工事をやっていたのかなと思ったのです。片方のジャバラフェンスは閉じたまま左の端にありました。いまこのブログを書いていて気がつきました。もう誰かが来て開けたのではないかと今思いました。それを知らずに私が正義の味方になってジャバラフェンスを敷地の中に戻そうとしたのかもしれません。材木を2本用意してジャバラフェンスの下に敷きました。しかしこのままでは簡単にジャバラフェンスが又道路に出てきてしまうので、この材木の重しとして、すぐそばに敷いてあった、畳一畳程の大きなゴムマットで押さえることにしました。これでよしと思ったら、そこへ「ぐるりんバス」がやってきまして、私の車が邪魔で通れないので、止まりました。私も慌てて、田端義夫さんのように右手で「おーす」というような格好をして、ハザードランプが点滅している車に戻りました。

 昨夜、帰り際にそこを通りましたら右と左のフェンスがしっかりと閉じられていました。自転車の盗難よけのチェーン鍵もしっかりと掛かっていました。私が置いた材木2本が私が置いたところにその時のまま置いてありました。重たいゴムマットも、私が引きずったままの状態で置いてありました。早くどかしておかないと工事中にけつまずいて転んで怪我をしないか心配です。地元の先生を味方にしておけばいつかはこうして見えない力となってくれますから、住友不動産さん、建物新築保存登記を下さい。
13年05月03日 12時06分16秒
Posted by: kawasaki
 この話は平成11年4月にあった話です。まだ田原市に合併前の田原町内の話です。渥美町の江比間に住んでいるY氏が、又困難事?を頼みに来ました。田原町内の先生に建物表示(表題)登記を依頼したところ、他人の土地の上に建っているので建物表示登記が出来ないと言われ断られたとのことでした。それで、私のところに来て何とか建物表示登記をして欲しいとのことでした。弟の土地家屋調査士に早速現場に行かせました。案の定、他人の土地の上に建っているからだめだと言い出しました。それで私も一緒に建物の所有者に会いに行き直接所有者に会って話を聞くことにしました。 その前にその建物を見ておくことにしました。その建物は、幅10メートルもある県道から2メートル位離れたところに建っている、30年か40年ぐらい前に建てられた古い建物でした。他人に貸すため中をリフォームしたそうです。そして他人に貸すためには、どうしても建物登記をしておきたかったのです。所有者の自宅はすぐ近くにあり、簡単に分かりました。土地と建物の所有者は70才を過ぎた夫婦でした。「今建っている土地は買ったのではないですか?」と強い言葉使いで聞いたところ絶対買ってはいないとの返事でした。私も一瞬これは登記が出来ないかなと思ってしまいました。実を言いますと、私の知ってるある先生はこの様な他人の土地に建っている建物を上手に私有地に溶け込ませて私有地に建っているようにする登記が得意な先生がいまして、私もこの様な表示登記を偶然見つけては常日ごろから感心をしていました。しかし、弟の土地家屋調査士も真面目な堅い男ですので、私有地に溶け込ませる様な建物表示登記をすることなど到底出来ませんし、私からお願いしてもやってはくれないでしょう。私も今回だけは期待に応えることが出来ず、前に座っている依頼者の夫婦にこの仕事を断るのかと思いました。それでもう一度,公図を近くに持ってきて5分、10分食い入る様に見つめました。昔、このようにして東三事務所の課長さん達の前で、10分ぐらい航空写真を見つめて納得できる答え出し、課長さん達に現況証明書の許可を受けることが出来る難局を乗り越えたことがあり、それを思い出しましたので見つめることにしました。するとこの近くに住んでいた高校時代の同級生の言葉を思い出しました。彼の話では、海岸近くにあった大岩がもっと岸の近く有ったように感じたけど、あんなに遠かったかなと言っていたのを思い出したのです。まさか海岸線が削られて、堤防近くのこの県道が、山の方に押されて私有地の上を走るようになったのではないかと思うようになりました。申請地の山の手側に2メートル幅の細い町道があるのに気がつきました。依頼者の夫婦に聞いたところ、私たちが小学生の頃その道を通って小学校に通ったと言いました。この細い道は昔から変わらずここにあったのだと思い、弟に「この道から建物配置図を作ってみてくれ」と言いました。すると弟が「入った入った」と言いだしました。私も弟に「建物登記が出来るな」と言ったところ、「出来る」と言いましたので、依頼者の夫婦に「建物登記が出来ますよ、良かったですね」と満面の笑顔で言いました。


 追記 平成25年5月4日(土)
 最初、依頼人の夫婦は所有地全部の相続登記をした田原町の先生に建物登記を直接依頼に行きました。その後、建物登記が出来ないことを知ったリフォームの会社が、Y氏に相談して、私の事務所に持ちこんできました。又、この宅地には古くからの不必要な登記(親戚の登記)がありましたので、ついでに相続登記をし、抹消登記を致しました。
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