アクセスありがとうございます。

補助者の山口です。

ひろゆきがついに賠償金をとられたそうです。

ひろゆき、ついに賠償金を支払わされる

<略>
これまで西村氏は2ちゃんねるへの書き込みをめぐる多くの損害賠償訴訟で敗訴してきたが、「支払うのはばかばかしい」などとして賠償には応じない姿勢を示してきた。

 また、2ちゃんねるの書き込みをまとめた書籍の印税債券や、西村氏が役員を務める企業の役員報酬などが西村氏には支払われていないため、損害賠償の債権者が西村氏の資産を差押さえようとしても、ほとんどの場合でうまくいかなかった。

 齋藤弁護士は西村氏が持つ印税債権を差押えて出版社に印税の支払いを求めたが、印税債権を持っているのは西村氏ではなく別の会社(A社)であるとして支払いを拒否された。

 そこで,出版社に対して印税の支払いを求める訴訟を起こした。裁判所は名目上印税債券を持つのはA社とされているものの、実際に印税債権を持つのは西村氏であるとして出版社に支払いを勧め、出版社は印税を支払ったという。

 今回のケースについて齋藤弁護士は、「まとまった損害賠償金を回収したのは珍しい」とし、今後も被害者の権利救済のために戦うとしている。
<略>

引用元:NEWS2D



 補助者山口
東京都立川市 司法書士山口達夫事務所のウェブサイトへ
TEL:042-521-0888 FAX:042-595-8602
→→→お問い合わせフォームを使う
2009年2月27日に次回司法書士無料相談会を開催予定です


補助者の非常に個人的な見解 法人格否認の法理が適用されたと思うのですが、
仮に、裁判にA社が関与していなかったら A社の権利がA社のしらないところで否定されているわけですから、和解できるとしたらとんでもないですね。

A社やひろゆき氏も訴訟参加していたのでしょうか?

そこらへんが疑問です。

くわえて、「支払うのはばかばかしい」とか「死刑になるならはらう」といった発言に、気分を悪くしている法律家は多いと思いますが、それ以外の発言は結構考えさせられるものです。

巨大な掲示板を運営するうえで、管理者責任が重すぎること。
全国の裁判所に訴えられたら対応は不可能なのこと。

この部分は考える必要があると思います。

特に前者。

裁判所は「ウェブサイトの管理者」を雑誌の編集者に準じて考えているように思いますが、「マンションの管理人」に準じて考えることもできると思います。

マンションの敷地内で悪意あるうわさを流した住人がいたとしても、マンションの管理人は通常訴えられません。

匿名掲示板の管理人も場所を貸していただけで発言すべてを管理することは不可能だし、その必要はないはずだ。と考えることもできます。

そこらへんも、日本の法律の問題だとひろゆき氏は主張してました、その部分を無視して損害賠償を払わない部分だけを批判するのは少しフェアじゃない気もします。



PR:債務整理ナビ.link【費用を比較して借金減額の相談と依頼へ!】