アクセスありがとうございます。

補助者の山口です。

1日付の日経新聞はまだ読んでいないのですが、
貸金業法の規制緩和について ブログを紹介


貸金業規制、緩和方向に転換か
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なぜこの時期になって、このような方針を打ち出すのか

 改正法は、09年末までに完全施行するよう努めることになっていたが、法の定める最終期限10年6月にずれ込むことになり、ここでさらに後退することになる。

 貸金業業界は存亡をかけて、熱心なロビー活動を行ってきた。もし総量規制が実施されるとなると、もう借りられなくなった顧客が、弁護士なり司法書士のところに駆け込み、過払金返還請求が増大することが心配されたからだ。業界は、「借入ができなくなった債務難民が発生する」とか、「借りられなくなった人が闇金から借りるようになる」とか、規制のマイナス効果を必死になって訴えていた。

 消費者金融だけでなく、銀行も動き出した。三菱東京UFJはアコム、三井住友銀行はプロミス、三洋信販、みずほ銀行はオリエントコーポレーション、新生銀行は新生フィナンシャル(旧レイク)、アプラスを子会社、孫会社として抱えている。もしこうした消費者金融が倒産でもしようものなら、財務上大きなマイナスになる。

 さらには政府の都合もある。貸金業法は貸金業規制強化とセーフティネットをセットにしていた。規制強化で借りるところが無くなった人たちには、政府が救済しましょうということなのだが、この準備が思うように進んでいない。もし借りる先がなくて、闇金が跋扈するようになれば、政府が責任を追及されかねない。

 こうしたそれぞれの思惑が絡んで、こうした見直しが行われるのだろうが、国民不在との批判は免れないだろう。
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やたらマイナス効果が喧伝されるのは不自然だと思っていましたが、
銀行も動き出しているとするならば、納得ですね。

総量規制に関しては段階的に導入する必要もあるかもしれませんが、
どういった形で決着がつくか目が離せません。

引用部分以外も非常に興味深いので、関心のある方はぜひリンク先にいってください。
特にヤミ金に関する部分は大変面白かったです。

ちなみに、報道の影響で貸金業者の株価は上昇した模様です。


ホットストック:消費者金融株が高い、貸金業規制の緩和検討との報道
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アコム(8572.T: 株価, ニュース, レポート)、武富士(8564.T: 株価, ニュース, レポート)、プロミス(8574.T: 株価, ニュース, レポート)などの消費者金融株が軒並み高となっている。1日付の日本経済新聞は、政府が消費者金融など貸金業向けに強化してきた規制を緩和する方向で検討すると報じた。これを材料視した買いが先行している。
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引用元:ロイター



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