2016年 8月の記事一覧

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16年08月31日 13時22分49秒
Posted by: kawasaki

 昨日の火曜日、我が事務所に時々このブログに出てくる同級生の伴君が骨董品を見に来ました。実は先週彼の自宅にて、お友達と一緒におもてなしを受けました。今回はそのお返しです。ここで少し伴君の事を話します。伴君の家は広く、さすがに元田原藩の武士だけあって広い武家屋敷ですよ。この家に行くたびに凄いと感心します。伴君もこの頃ではワインに凝っているそうで、ワインセラーを買ったそうです。私も赤ワインが好きで、よく千円前後の純国産葡萄で作られた赤ワインを買いますが、今回は少し高いワインだと思いますが、飲ませていただきました。はっきり言って千円以上のワインは飲んだ事がありませんので、感想を聞かれてもよくわかりませんね。奥さんが色々な手料理を出していただきまして、おいしく頂きました。最後は冷たいひやむぎで晩御飯終了でした。
 私も川で流され、海でも離岸流で流された話などをしまして、危なく生き延びた話などもしました。奥さまは結構興味深く聞いておられました。流された話はこのブログに書いてありますので、これ以上詳しく書きません。


 骨董品を見た後で、掛け軸を見せようと思っていました。伊藤若冲生誕300年で日本中の美術館で若冲展をやっていますので、私も勿論それにあやかり見せようと思いました。伊藤若冲の掛軸は淡彩画の超大幅が1本、極彩色の大幅が1本、水墨画の中幅1本+小幅の4幅対の7本あります。結局若冲は6本見せる事にしました。若冲は1716年から1800年の時代に生きた人ですので、その時代の人で、丸山応挙1幅、と曽我蕭白1幅も見せる事にしました。おっと、やはり崋山先生も1幅見せる事にしました。地元ですからね、見たいですよね。崋山先生の大幅です。
 最初は崋山先生の大幅を見せました。「花見帰りの群像図」です。一瞬の動きをとらえる傑作ですよ。鑑定士の故小沢先生が書いています。
 2本目は何と言っても極彩色の若冲ですよ。この絵を見せるとまず誰が見ても感嘆の声が出ますよ。この時点でニセモノではないと見る人は思いますね。絵の題名は「雪中雙鶏図」、雪の中に二羽の雄鶏雌鶏の絵です。極彩色で描かれていますので、それは見事ですよ。私のおばあちゃん料理長にも見せたところ、あの絵は人間が描いた絵かと言われましたよ。実物をまじかで見ましたので精密に書かれており、神の手で描いたと思ったのでしょね。「凄いものをあんたは持っているのだね」と言われました。本当にため息が出る凄い絵ですよ。後は超大幅の淡彩「菜園群鶏図」を見せました。これも大きいですからね、ひよこも入れて10羽の鶏が描かれています。みんなで数えました。最後の4幅対は小さいですが、ひょうきんな鶏が1羽1羽描かれています。
 次は丸山応挙です。大幅で今描いたばかりの真っ白な紙に、水墨の濃淡で描かれています。仙人になる人が鶴に案内されて山の奥にある楼閣に案内されて登っていく山水画ですかね。桐箱には「仙鶴図」と書いてあります。勿論本物ですよ。これも見せたいですね。
最後は曽我蕭白です。山水画です。蕭白は人物画が多いようです。少し気持ちの悪い人物画ですけどね。私もこの山水の他に人物画の6幅対があります。しかし私に持ってくる途中で5幅対になってしまいました。ちくしょう残念です。
 この山水は宇宙船で他の惑星に降りたような山水画ですよ。本当に皆様に見せたいですよ。渥美郷土資料館を貸してくれー
 




 

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16年08月20日 12時34分16秒
Posted by: kawasaki
  西尾中学の同窓会は4年ごとのオリンピックの年に行われます。そして今月の8月15日(月曜日)に行なわれました。西尾市は私の住む田原市と同じ愛知県内ですが、私もこの同窓会に出るのは前回と今回の2回目だけです。このブログにも最初に出席した同窓会を少しだけ書きましたが、早いものであれから4年経ちました。今回の同窓会が最後の様な事が書かれておりました。会の幹事役の三浦君からお誘いのはがきが来てそのような事が書いてありました。前回は我がクラス6組のインテリ連中はあまり来ておらず、少しがっかりしたものです。今回は最後かもしれませんので、出る事にしました。幹事の三浦君から電話が掛かってきて広告を出してくれと言ってきましたが、今回はやめさせていただきました。結局広告を出しても仕事は全くありませんしね。同業者の石原君がいますしね、やめさせていただきました。ところが、西尾市の同級生の司法書士の同業者でもある石原君も同窓会には必ずくるだろうと思いましたが、なんと病気で倒れて仕事をやめてしまったそうです。脳梗塞か脳溢血か分かりませんが、一時は良くなったそうですが、体力が戻らなかったみたいで、断念したみたいです。先生は自己管理が大事ですよ。私は血圧が低い方ですので、脳溢血にはならないと思います。また日ごろから食べ物に注意をしていますので、まだまだ30年ぐらいはぜんぜん大丈夫だと思います。いくら優秀な先生でも病気には勝てませんので、常日頃から健康には注意しましょう。とりあえず水を飲んで熱中症に気をつけましょうね。しかし今回は辻君や原田信太郎君などのインテリ連中も来ており、6組は男は10人の出席が有り、9組の中では一番多かったですよ。しかし女性はいつも出席する、場の盛り上げ隊長のさっちゃんが用事が有り来れなくて1名だけの出席でした。前回も女性は同じ人2名でした。私が思うあの美人の(旧姓は岩瀬)道子さんが来ないのは残念ですね。大阪に住んでいるそうですが、どんな顔になっているか見たいですよ。たぶん上品な奥さまになっているでしょうね。しかし卒業式の写真のアルバムなどは全く当てにはなりませんよ。顔がずいぶん変わるものですね。ところで、今回の会場は海のそばの吉良観光ホテルでした。今では西尾市内では前回の様な会場がなく、旧幡豆郡吉良町にある吉良観光ホテルに決まったそうです。今回はカーナビが有り、楽々道案内されてここに着きました。カーナビはすごいですよ。吉良観光ホテルの舞台がある畳の間に御膳が置かれて同窓会が始まりました。前回はテーブルにバイキング形式の料理が並び同じ組の者が集まり始まりました。今回の方が料理代が高いだろうなと思いながらしっかりと食べました。やはり高い分だけ時間の制限が有り、すぐ終わりました。二次会は1000円会費を払ってすぐ近くのホテルの一室を借りた所です。普通の部屋でカラオケ設備もなくビールとおしゃべりだけで終わりました。私もカラオケ歌自慢男でしたが、前回も今回も歌なし宴会でした。しかしその部屋からの景色を見ると私の住む渥美半島が一望でした。中部電力の渥美火力発電所の煙突も見えました。


宴会盛り上げ隊長のさっちゃんを隣に座った同級生が携帯で呼ぶことにしました。しかし本人は用事が有り携帯に出なかったですね。しかしその時彼女の名前を聞くことが出来ました。「宮地に電話しよう」と言っていました。卒業写真で「宮地」を調べた処、当然ですが、写真が有りました。全く顔が想像もつかないほど変わっていましたね。4年前の同窓会の顔と中学時代の顔は別物でした。私もこの女性の顔をしっかりと思いだしましたよ。当時顔は少し怖い癖のある顔をしていましたからね。顔だけで判断して口を利かなかったかも知れません。中学時代はもっと暗い女性だと思っていましたが、今の性格はぜんぜん明るく顔も朗らかになり美人顔ですよ。恐れ入りました。
 人はどのように運命が変わるのか分かりません。



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