今月の8月のお盆頃に事務所より300メートルの所に実家のある方の相続登記を依頼されました。相続人の息子さんは県外に住んでいます。口コミを聞かずに相続登記を依頼に来てくれたと思いますね。昭和54年当時の宅地1筆の相続権利書と相続書類を持ってきてくれました。これを見て権利書の無い建物は未登記建物かと思いました。税務課で父親の価格通知書を取りました。建物がなかったですね。それで祖父の名前を言って、この人の不動産は有るかと言いましたところ、有りまして早速出してくれました。家屋番号の入った価格通知書をくれました。事務所で閲覧したところ保存登記が必要な建物でした。廃業先生は1件損しましたね。当時はまだ名寄せの台帳は紙ですので落す事もあるでしょうね。しかし廃業先生の自宅と登記所は目の前ですからね。相続人の住所地も宅地も同一ですからね、せめて建物の閲覧ぐらいしてほしいですよ。領収書もありましたので事件数を調べさせていただきました。3年で既に私を抜いていますね。この男の千円作戦はやっぱりすごかった。しかし相続書類があってよかったです。やはりどんな時でも相続書類はしっかりと永久に保管しておかないといけませんね。相続書類のお陰で私も仕事が多くて贅沢な先生のおこぼれをもらうことができました。この先生は、このあと仕事が増えてどんどん手抜きをしたと思いますね。恐ろしや恐ろしや。渥美町の登記は30年遅れており既にかなりが手遅れ状態です。今私が共有地の相続をやっていますが、あと一件の相続が出来れば、最後の難関な登記は完了します。しかし30年前なら超簡単だったと思いますね。遅い遅い、しかし神様が私をここにいさせていますので、なんとかなるでしょうね。しかし相続人の一人が生きているのか死んでいるのか書類を送っても何も送られてきません。この話はまた次にします。

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