判例法とは、コモンローとも
呼ばれるもので、裁判所の判決が
積み重なり、後の同様な事件の判決を
拘束することにより、法と同じような
拘束力をもつにいたった規範(ルール)のことで
主に英国で発達したものです

条文がもとになる成文法と
対比されることもある不文法の一種です


日本では民法や会社法、商法
刑法など、ほとんどの法は
成文法で成り立っており

裁判の位置づけは、原則として
上級審の判決はその事件についてだけ
下級審を拘束するにすぎず
最高裁の前判決も大法廷で変更できるという
ものです…とはいえ…特に最高裁の判決は
後の判決への判例の拘束力は強いですよね

日本においても労働分野において
整理解雇の4要件というものがありますが
あれは判例法…ですね


日本で法律家として仕事をしていると
比較的なじみが薄いのですが
海外では判例法の国もありますし
もちろん日本でも判例法がないわけでは
ありませんから、注意が必要です


実は昨日とある国の条文と国際私法を
探していたのですが、全く見つからず
和訳どころか原文すらみあたりません…

まさかと思い、国名と判例法でチェック
しはじめたら…たくさんの論文がみつかりました
同業者の皆様も、海外進出を検討されている
または検討中の経営者の皆様も
要注意でございます(汗)

進出時には専門家にご相談になるのが
よろしいかと思います
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