エール立川司法書士事務所の萩原です。



昨夜の天気予報では、一様に



「明日から猛烈な暑さはなくなります」



と言っていたので、ひそかに期待していたのですが、やはりまだ8月の中旬なので、汗がジワっと出る暑さですね。



今日は午後外出があるので水分を補給して行きたいと思います。



さて、気になるニュースがひとつ。



消費者金融の有名どころのひとつレイク(新生フィナンシャル)が平成23年10月1日から個人向けカードローンサービスを親会社である新生銀行に譲渡するとのこと。


平成23年10月1日からは新生フィナンシャルは新規貸付契約の受付はせず、レイクブランドの貸付は新生銀行が行うことになるようです。

で、新生銀行の貸付の保証業務は新生フィナンシャルが行うと。


一方、従来から新生フィナンシャルでの借入がある方との契約は新生銀行へは譲渡せず、引き続き新生フィナンシャルが顧客に対する貸付債権を持ち続けるみたいです。

つまり、理屈のうえではこれまでに発生した過払い金は引き続き新生フィナンシャルが返しますということ。



新生フィナンシャルは今後、消費者向け融資をする銀行の保証業務で売上を出していく方針らしく、いろいろな地方銀行と提携を始めましたね。


ここ半年だけみても(新生フィナンシャルのHPより)

・トマト銀行

・筑波銀行

・富山銀行

・大東銀行

との提携を始めています。


今後はこれまでに培った消費者向け貸付の審査・管理システムを銀行に貸付をすることも始めるそうですね。



改正貸金業法の影響は、


これまでの

「銀行が貸してくれない個人へ、消費者金融が高利で貸付をする」


から


「万が一返済が滞った時の(保証債務の)支払は消費者金融が行うので、リスクを回避できる銀行が個人へやや高利で貸付をする」


時代へ突入していきそうです。



ここ一年くらいは、数百万円単位のオマトメローンという形で銀行が参入してきましたが、これからは30万や50万というカードローンで銀行が参入してきそうですね。


総量規制のない銀行の貸付。

消費者金融の保証を受けて、リスクヘッジして貸付をする銀行。

どうやら消費者金融の生き残る道がここに見え隠れするようです。




ところで、新生フィナンシャルが新規貸付を停止するとなると、当然ですが、売上が落ちます。

さすがに保証料やシステムレンタル料だけで貸出利息ほどの売上が出るとは思えません。


売上が落ちると、過払い金の返還も渋るようになるでしょう。


レイク(新生フィナンシャル)と言えば、しっかり過払い金を返してくる会社だったのですが、レイクの過払い請求も急ぐ必要がありそうですね。


レイクに完済している方や長期(7年以上)の借入が続いている方は過払い金返してもらえるうちに回収しておかないと、ということは検討し始める時期でしょう。


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