相続登記の依頼の際によく
「完了までどのくらいの期間がかかりますか」
という質問を受けます。

遺産分割による相続登記の場合は
だいたい2カ月ぐらいが目安になります。」
とお答えしてます。

時間(日数)がかかるのが下記3つです。

被相続人の戸籍収集作業
  相続登記には被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本が必要です。
  相続人の特定のためです。まず直近の除籍謄本(死亡の記載のある)
  を取得して、そこから順次さかのぼって取得します。そのため最終的に
  何通必要で、何箇所に請求する必要があるのかは最初の時点では分
  かりません。取得した戸籍を確認して、次の請求を判断することになり
  ます。本籍が遠方の場合は郵送での請求になるので、郵送日数もかか
  ることになります。

相続人の遺産分割協議書への押印
  遺産分割による相続登記の場合は遺産分割協議書に実印で押印を
  していただくことになりますが、当然相続人全員が押印する必要があり
  ます。そのため例えば相続人の数が多い場合などは全員が押印する
  までに時間がかかることがあります。(遺産分割協議書は1枚に全員
  が押印するのが一般的ですが、同じ内容のものをそれぞれ各別に押印
  して全部を合わせても有効です。相続人が全国各地にいる場合1枚形式
  の持ち回りだとあまりに時間がかかるため、その場合は同じものをそれ
  ぞれに渡して、各別に押印していただく方法をとります。)

法務局の登記の処理期間
  相続登記は法務局に申請しますが、申請したその日に終了するわけ
  ではありません。申請から完了まで法務局での処理の期間があります。
  (数日から2週間ぐらい)申請した際に「補正日」という完了予定日を
  確認してそれ以降に受け取りに行きます。法務局が混雑している場合
  はこの期間も長くなります。

逆に上記がない案件の場合、例えば
①被相続人の戸籍はすでにそろっている
②遺産分割協議書は不要(相続人は1名のみ・法定相続分で登記)
③法務局が混雑してない(補正日までの日数が短い)
は依頼から完了まで2週間~1カ月で終了することもあります。

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