千葉県在住の男性がお金を返してもらえないなら・・と実力行使!相手の家をシャベルカーで壊そうとして現行犯逮捕された記事を読んでびっくり。すごい回収方法を思いつく人だなぁ。詳細は分からないけれど10年前に貸したお金ということなので、もう時効になっていて、単なる嫌がらせだったのかもしれない。

それにしても返したお金、確かに返してもらえないのはくやしい。なんとしても返してもらいたい。どうしたらいいか?こんな相談が暮れの市民相談会でもありました。
借用書のようなものでもあって貸し金だということが明確であればまだいいのですが、口約束だったり、共同事業への出資金や、何らかの目的で預けたお金だったり、どんな契約に基づくお金のやりとりだったかによっては返済してもらえない可能性だってあります。

そこで、まず必要なことは誰と誰との間で、いつ、どんな目的でいくらの金銭を貸したか、返済方法はどうするのか、利息はつけるのかといった基本的な事項を必ず書面にしておくことです。例えば相手が個人なのか会社なのか、会社でも代表権のある人と取引するのとない人と取引するのでは、会社へ帰属しない場合が出てきます。
相手の就業先や給料日、給料の振り込まれる口座、法人であれば主要取引先、取引口座なども確認しておくと、後日強制執行をするときに役にたちます。
さらに、ダメ押しするなら公正証書まで作成しておけば、かなり安心です。

これをやっても、でも返してもらえないときは、まずは電話・訪問・手紙などいずれの方法でもとにかく相手に連絡をとること!そして相手の出方によって裁判してもよし。徹底した態度が必要です。もしあなたが何の書類もなくお金を貸しているのであれば、このときに何が何でも返済の合意書を相手に出させることも肝心です。

この請求方法は人それぞれなのでしょうけれど、ブルドーザーで他人を脅すのはもちろん論外。もう少し早く法律相談に行っていたら良かったのに。可哀相です。

こんなご時勢なので金銭トラブルもきっと多いのでしょうね。借りたら返すのが当たり前とはいっても、貸すときにはやっぱり最低限のことをやっておかないと、あとで泣きをみることになりかねないですよね。

私も貸して返ってこない金銭あります。でも相手は連絡すればきちんと応対して、現況報告なども誠意をもってしてくれるので、とりあえず信じて待つことにしてます。最終的にどうなるかはわかりませんが・・。
返す方も、遅れるなり、無理なりといったことをちゃんと伝えてくれたらいいのに、これをしてもらえないと怒りたくもなりますよね。

暮れにこんな話もなんなので今日はこれくらいにします。


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