司法書士になって今年で11年になります。開業したころは県内で一番若い女性司法書士事務所でした(笑)
開業のきっかけは、お世話になった女性司法書士の突然死です。重い心臓の病気にかかり、余命半年の宣告を受けた彼女からバトンを受け取って開業することになりました。暮れになると彼女が手術前に書いてくれた遺書を見ます。手術後そのまま目覚めることなく年明けに亡くなった女性がいつも私をどこからか応援してくれているような気がします。

そんな理由もあって、私は相続手続きにかける想い入れが深いです。当時20代で、人の死をどこか客観的にしか見られなかった自分がいました。でも身近な人が突然亡くなるということが、遺された人にとってどれほどの悲しみか、どれほどの負担か身にしみたことをよく覚えてみます。
今は遺された方もご高齢だったり、お子さんたちもお仕事があって忙しかったり、悲しみの中、いろいろな問題に直面し、途方にくれる方も多いことと思います。
そして、それをどこに相談したらいいのか分からずにおられる方も多いのでしょうね。

だから事務所では、相続後の手続き、事前準備をどうしたらいいのかを全面的にバックアップできる方法をいつも試行錯誤し、お客様の要望に応じてすべてに対応できることを目指しています。

私の事務所は駅近ということもあり、すでに手続きが終わった方も時折お寄りくださって、近況のご報告や今後のことなどお話されることがたくさんあります。年一度は必ずというお客様もおられます。

事務所がお客様のひとつの安心できる場所となって、お客様の心の支えになれることが大きな喜びでもあります。

一人ですべて抱えることなく人に相談したり、お願いすることで楽になれることがたくさんあります。
ですから信頼できる相談所をひとつつくっておけたらいいですね。





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