エール立川司法書士事務所の萩原です。




世間は夏の高校野球の地区予選の終盤ですね。




我が西東京地域では、都立日野高校が何と決勝戦に進出。




西東京の甲子園常連である日大三高と対戦。




そして、今日も千葉にいる私としては見たかった千葉大会決勝は、



こちらも名門、習志野高校と木更津総合の対戦。



暑い中なので、選手のみなさんの体調が本当に心配ですが、高校野球OBとしては昔の気持ちに戻れるステキな季節です。









さて、過払い金請求をご検討中の方からよく頂くご質問として、




「多数ある借入先の一部に対してだけ過払い請求をするデメリットはありますか?」




というものがあります。




お返事は、



「完済している会社に対する過払い金請求であれば特段デメリットはありません。」




です。





取引のあった消費者金融や信販会社のすべてを債務整理の対象にするのか、



それとも過払い金がありそうなところにまず手をつけるのか、



という点の判断については、ご相談者様の現状のご都合に合わせて考えるのが第一選択肢です。



例えば、仕事の都合などでクレジットカードは使えた方がよく、かつ、現状の返済のまま返済をしてもなんとか生活をしていける、という場合は、完済している会社に対する過払い金請求のみをお受けすることもあります。



現在では、完済している会社に対する過払い金請求のみであれば信用情報の事故情報に載らないので、過払い金請求をしてもクレジットカードは使い続けられる、という取り扱いになっています。



この取り扱いの恩恵を受けられるのであれば、



クレジットカードの使用をしつつ、返してもらえる過払い金を返してもらい、カードの残高の返済原資にしたり、突発的な出費に備えた貯金にする、という選択肢が増えるので、



あなたの過払い金についての権利行使はやはりしておくべきと考えます。




一方、過払い金回収のみをしても、返済が苦しいという現状が大きく好転しないのであれば、完済している会社だけでなく、借入先全てを債務整理の対象として、



毎月の返済額を減らしたり、なくしたりすることが第一選択肢となると思います。



これに、お手元にクレジットカードを残しておきたいご事情、ご自身名義のクレジットカードがなくても代替手段があるかないか、という点を考慮して、



最終的にどのように負債の問題の解決にむけてどのように進めていくのかを、ご相談者様のご意見をお伺いしながら決めていくこととしています。




もちろん、私の意見もお伝えいたしますが、あなたの意見を聞かないということはありませんので、



自分はこうしたいんだ、というお考えがまとまっておられる方はぜひご意見を仰って頂ければと思います。




ご相談者様の今後がより良いものになるために、よくお話をお伺いして方針の決定をしていけるように心がけて、あなたのご相談をお待ちしております。




債務整理についてご不明な点やご不安な点がおありになる方もお気軽にご相談頂ければと思います。




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