エール立川司法書士事務所の萩原です。



今日から8月ですが、比較的過ごしやすいですね。


8月といえば夏祭りの季節です。


東北では、青森ねぶた、秋田竿燈、山形花笠、仙台七夕の四大祭りが始まるそうですね。


お祭り効果で人出が多ければ復興の弾みにもなると思います。


義援金も被災地の皆様の力になると思うのですが、被災地のものを購入したり、こうしたお祭りに参加することも被災地のみなさんの力になると思います。


さて、本日はたくさんご質問を頂くもののひとつ、


「債務整理中は引っ越しができるのか?」


についてまとめます。


任意整理の場合、手続中でも引っ越しは自由です。

特に事前に当事務所にご連絡頂く必要もありませんので、お引っ越しの必要が生じたら、その都度お引っ越しして下さい。


個人再生(民事再生)の場合も、手続中でも引っ越しは自由です。

一応、裁判所へは引っ越しの事実を報告する必要がありますので、お引っ越しをしたら、新住所の住民票を取って頂き、当事務所までお知らせください。

自己破産の場合、同時廃止という比較的簡易な破産手続の場合は、手続中も引っ越しは自由です。

これも裁判所へ引っ越しの事実を報告するので、住民票を取ってお知らせ頂きたいことは個人再生と同じです。


債務整理中で引っ越しに唯一、制限があるのが自己破産の場合で破産管財人がついた場合です。

この場合は、引っ越す場合、事前に破産管財人を通して裁判所に転居の許可をもらう必要があります。

ただし、特別、許可できない事情がない限り、大方の場合は裁判所の許可が得られるのが通常ですので、あまり御心配なさらなくとも大丈夫です。


「そんなことよりも、賃貸アパートを借りるときに保証人がいないので、保証会社を使うんだが、債務整理をしていると審査に通らないことがあるのか、が聞きたい」


というご質問もよく聞きます。


一般的なお答えをすると、


・不動産屋さんが指定する家賃保証会社が、クレジットカード会社の場合は審査に通らないことがある

・不動産屋さんが指定する家賃保証会社が、家賃保証専門の会社の場合は審査に通るだろう


というお答えになります。


債務整理をしているという情報は貸金業者やクレジットカード会社でないと見れないことになっています。

ですので、クレジットカード会社で家賃保証もしているような会社は当然信用情報を見れますから、審査に影響が出ることがあると思います。

一方、家賃保証を専門にやっている会社は貸金業者ではありませんから、債務整理をしているかどうかを調べる方法はないので、審査が通る可能性は大ではないでしょうか。

お気軽にご相談下さい。

電話受付 午前9時30分~午後10時 042-533-4711

24時間受付のメール相談 soudan.s@air-tachikawa.com


立川で借金相談。無料相談受付中 立川駅南口徒歩3分 エール立川司法書士事務所