エール立川司法書士事務所の萩原です。


本日の報道によれば、
JR中央線が5日ぶりに全線復旧したとのこと。


映像で見ているだけでも今回の雪の凄さを感じます。
天気予報では今週も雪予報が出ていましたが、
直近の予報では降らないようだとのことで、一安心。

皆様の生活が一日も早く普段通りに戻るよう、願っております。



さて、住宅ローンの返済にお悩みの方からよく頂くご質問として、


「任意売却をすれば住宅ローンだけ借金をなくすことができますか?」


というものがあります。


お返事は、


「住宅ローンの残高と家が売れる金額によります。」


です。



昨今、住宅ローンの返済にお悩みの方向けに、不動産業者さんから、

任意売却

という解決方法が提示されることが多いですね。

テレビでも紹介されているようです。


この任意売却ですが、確かに場合によっては
自己破産や個人再生を避けて住宅ローンの問題を解決することができるので、
選択肢の一つに加えると良いものです。

ですが、万能ではないという点には注意が必要ですね。

つまり、
基本的に不動産は買った直後から値下がりが始まりますので、

購入時の住宅ローンが購入価格とほぼイコールの場合、
例えば、
購入価格が3000万円、
住宅ローン借入額も3000万円

という場合は、今売ろうとしても、

売買価格2000万円、住宅ローン残高2500万円

ということになり、任意売却をしても500万円の住宅ローンが残ることになりますね。


一方、
購入時に頭金を多く積んでいて、住宅ローンの借入額が元々低かったという場合、

例えば、

購入価格が3000万円、
頭金1000万円
住宅ローン借入額は2000万円

という場合は、今売ろうとすると、

売買価格2000万円、住宅ローン残高1500万円

ということで、任意売却をして解決、ということになりそうですね。


ですから、
任意売却で解決できそうかどうか、という点については、
よく不動産業者さんとご相談して頂き、
家は売れたけど住宅ローンは残って督促がくる
ということのないようにだけ注意すると良いと思います。


住宅ローンの返済について、
ご不安な点やご不明な点が
おありになる方も、
お気軽にご相談下さい。


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