「謝罪しろ」担任教諭ら殴り、土下座させた容疑で女を逮捕

産経新聞 10月21日(月)18時3分配信

子供が通う小学校の教諭2人を松葉づえで殴ってけがをさせたうえ土下座をさせたなどとして、滋賀県警大津北署は21日、傷害や強要などの疑いで大津市内の無職の女(41)を逮捕した。容疑を認めているという。

逮捕容疑は9月30日、子供が通う大津市内の小学校に電話で「子供がいじめられた。身内がナイフを持って『いじめた相手のところに行く』と言っている」と抗議。これを受けて説明に訪れた担任ら教諭2人に対し、持っていた松葉づえで胸や足などをたたいて軽傷を負わせ、さらに「お前らのやってきたことを土下座して謝罪しろ」と言い、2人に土下座をさせたとして
いる。


またもや起こった、土下座強要事件。

そして今回のケースは暴行をし、傷害まで負わせている。

背景にあった詳細な学校現場での出来事こそ明らかにされていないが、どんな事情があるにせよ、異常な事態と言わざるを得ない。

いじめの真相を知りたいのは、子を持つ親として当然の心理だと理解できる。

その中で、教師側に落ち度のあることが明らかになったならば、然るべき方法があるだろう。

校長なり、教育委員会への相談などが考えられる。

自宅に呼びつけるという行動はともかく、教師に暴行を働き、さらに土下座をさせるというのは常軌を逸している。

陳腐なテレビドラマに触発されたのではと、時期的にも勘繰ってしまう。

本人に意識はないのであろうが、明らかにモンスターペアレントである。

もはや、これを「抗議」と呼ぶには憚られる。



電話での言い草も、また腑に落ちない。

良識ある親であるならば、仮に本当に身内がいきり立っていたとしても、それを諌めるべきであって、教師に圧力を掛けることはしないだろう。

教師を下に見ているのか。

それとも我が子可愛さのあまりに「行き過ぎた」言動に走ったのか。

彼女の心理はわからない。

言えることは、教師に対して絶対的な信頼を置く人間が少なくなった。

一昔前、教師は学校内での出来事に全権を持ち、親はそれを信頼して任せていた。

今。

教師への信頼は揺らぎ、「我が子が一番」と歪んだ観念を持つ親が増え、教育現場は崩壊の危機に瀕している。

どれが原因かは特定することも難しいだろう。

利己主義の蔓延。

教師の多忙化とサラリーマン化。

指導要領の変化。

これらが相まった結果だと考える。



子どもの協調性の欠如は指摘されることが多いが、それは同時に家庭における教えに起因すると思う。

「和」の重要性であるとか、他人からされて嫌なことをしてはならないという人間として当然の不文律が、継承されていない。

少子化は、子どもの溺愛から「我が子至上主義」へと至る危険な社会現象である。

もちろん、それは家庭環境のみを問題とすることはできない。

道徳教育が軽んじられ、教科の成績で子どもの全てを評価する教育のシステムが破綻を来しているのだ。

社会に出るために最低限必要となる躾を家庭で施せないのであれば、教育現場で施すよりほかない。

人として、日本人としてあるべき道を子どもたちに示すことができるのは、私たち大人。

こうした飛び抜けた事件を契機とし、社会全体が真剣に教育を考え直すべき時だろう。

「ここだけが悪い」、と責任を一方的に押し付ける議論は、厳に慎まなければならない。

家庭、学校、行政、そしてそれらを取り巻く社会が、等しく考えるべきである。

私たち日本はどこへ向かうべきか、という大局的な視点に立って。







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