ホセです。
今朝多くのニュース番組では耳かき店店員殺人事件について放送していました。裁判員が関与する事件としては初の死刑求刑があったとのことで、その判決について注目されていました。結果、無期懲役との判決でした。遺族側からしたら納得できるものではないでしょう。裁判員は判決言い渡し後、「被告人に反省の色が伺われる」「生きながら一生反省してほしい」等のコメントを発表していましたが、果たしてどこまでが、裁判員自身の判断だったのでしょうか?
というのも、裁判員制度は歴史の浅いつい最近の制度です。制度としては確立しているとはいえません。また法律というものがそもそも一般市民には根付いているとはいえませんし、学校の授業で法律という科目を時間を割いて勉強するわけでもありません。つまり法教育が不十分なのにもかかわらず、裁判員制度を導入したこと自体に疑問を感じてしまいます。このような状況で果たして自分自身で判断し、決断した!と言えるでしょうか?一般市民からしてみたら少しでも不安に思ったり、自分では判断できそうにもないと思ったら、プロに依存してしまうのではないのでしょうか?それにもかかわらず、重大な刑事事件を一般市民の判断に委ねる(厳密には裁判官も関与するので全権委任ではないですが)とはいかがなものでしょうか?
いずれにしても裁判員の方々は大変心労だったと思います。自分の意見一つで目の前にあるたった一つの命を左右するものですから。