松本の中心市街地にある金融機関と家庭裁判所とに用事があり、昼過ぎから夕方にかけて外出しました。

金融機関には、一度お預かりした書類の返却。

予定されていた融資の実行日が先に延び、書類の差替える必要があるためです。

建物の完成が遅れ、融資予定日に表題登記が間に合わないことが確実になりました。

表題登記が完了しなければその後の所有権保存登記、担保権の設定登記も連なってできないことになるわけで。

まあ、そういうことも当然起こります。

私どもとすれば建物が完成しなければどうしようもありませんので、その日が来るのを待つのみということになります。

家庭裁判所には、遺言書検認申立書の提出に。

遺言書の証拠保全のため、保管者や発見者は遅滞なく家庭裁判所に申し立てしなければなりません。

申立をしなければ過料の制裁がありますし、事実上、各種遺産の名義変更をすることもできません。

昨年末にご依頼いただいておりましたが、相続人全員の戸籍を収集するのに時間がかかりました。

お子様がいらっしゃらず、相続人となるべきご兄弟もほとんどお亡くなりになっていたため、甥・姪にあたる方が相続人となったケース。

封緘が施されているので内容は分かりませんが、遺言者の意思が尊重される結果であればと願っています。



街まで出たので、内容証明郵便は本町通りにある松本郵便局へ。



今年は内容証明郵便を発送する機会が多いのですが、いずれも郵便局の窓口で差し出しています。

昨今は電子化の進展により、郵便局に行かずとも「電子内容証明郵便」を事務所にいながらにして送ることもできます。

自動的に必要部数が印刷・封入されて手間が省け、手数料も若干安くなる電子内容証明郵便。

非常に使い勝手としてはいいと感じていますし、利用を検討してみたこともあります。

しかし、個人的に考えたこととして、インパクトに欠けるような気がしています。

受け取り手の立場に立ったとき、どのような印象を受けるかという観点です。

電子内容証明郵便は、そもそも発送者の押印が要りません。

どころか、郵便認証司(内容証明郵便を取り扱うことのできる職員)の押印も電子押印になります。

対して紙の内容証明郵便には発送者の朱肉による押印があり、郵便認証司のスタンプが押されることで、内容証明郵便に命が吹き込まれる感じがします。

同時に、発送者の内容証明郵便に込めた意思表示も明確になる印象があります。

比較すると、あくまで私個人の主観ではありますが、紙の内容証明郵便に分があるような気がするのです。

人間が介在する以上、そこに関わった者の思いを少しでも乗せたいもの。

そうすると、無機質な感の否めない電子内容証明郵便を利用する気にはどうしてもなれないのです…

…両者を受け取る立場だからこそ考えたことなのかもしれませんね。







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