8日、栃木県弁護士会が、
中小企業事業者を対象にした
無料法律相談会を行った旨の報道がありました
同弁護士会が中小企業向けの
相談会をおこなうのは初めての試みとのコトです

事業承継問題以外にも
債権回収などの法律問題についても
相談を行ったそうですが
詳細は不明です


中小企業の経営者様の懸念事項としては
今はいいとしても、ご自身の後継者選びは
いつか必ず訪れるものです

健康上などの何らかの事情により
経営を承継することになるのか
経営者様の相続により、経営と財産の承継を
行うことになるのかはわかりませんが

その時が来た時のために…
という訳ではないのですが、まずは
契約書の整備や、不良債権の整理をふくめた
社内のコンプライアンスを整えておく
必要があると思われます


つづいて、後継者育成または後継者選びも重要です
相続がおこった場合に、身内が社内に入ったとして
実際に実権を掌握しかねるようでは
今後の経営がうまく成り行きません

ですから、相続による不動産や株式の承継問題も
さることながら、実際の経営という目に見えないものを
いかにスムーズに引き継がせるか…
これを考えねばなりません

社員からの信頼及び取引先との信頼確保
後継者自身の能力…
そしてなにより創業者様の理念の伝達…
これがうまく行かないと
創業者様がこれまで培ってこられた
企業スタイル、取引先の関係性が
後継者の理念によって違う方向性となる場合があります

これでは社員や取引先も混乱しますし
なにより御社のシステムは創業者様の理念実現のために
最大限生かされるようになっておろうかと思いますので
方向性の微妙なズレにより
最大限の利益を生みだすことが難しくなるかもしれません

事業承継や経営自体の承継の場面では
様々な要因や検討事項がありますので
じっくりご検討下さいませ

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