豊橋支局より久しぶりに登記済権利書で登記を完了しました。中には登記識別情報が出ない建物があるのですね。私もこの様な不動産があることを初めて知りました。勿論登記情報などは取得できませんでした、オンラインでの登記事項証明書も取得できませんでした。豊橋支局へ行って職員の方に話しをしたところ、閉鎖されていない登記簿謄本を出されまして、書類申請で相続登記を申請して下さいと言われました。生きている登記簿がまだ支局にはあるのですね。驚きました。
 実を言いますと、この不動産は豊橋市にあります。この不動産は地元の方が16人で持っている共有持分名義の建物です。本来これは地縁団体物件だと思います。家屋番号はあるのですが、所在に地番が無いのです。地番のところが、国有地内と書かれています。それで登記情報が出ないのかもしれません。この建物が建っている宅地があります。その宅地も16人の共有です。今回は書類申請で宅地と建物を1件で記載して相続登記をしました。宅地は登記識別情報を頂き、建物は申請書副本をつけて下さいと電話がありましたので、申請書と全く同じ用紙を1枚つけました。この用紙が久しぶりの登記済権利書になった次第です。懐かしいですね。「登記済・名古屋法務局豊橋支局・受付番号受付年月日」の入った角印が朱肉でどかんと押してあります。「順位番号甲区9番」の横印も押されていました。
 こんな印鑑はもう捨ててしまったかと思いましたが、大切に保管されていました。日本は凄い国ですね。ちなみに私も「順位番号甲区 番」の縦印がまだ印鑑箱にあります。なかなか捨てれません。時々使い道を考えるのですが、思い浮かびません。


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