6日の朝、事務所に着いたところ、久しぶりに軽トラックがあり、左官屋さんの道具類が置いてありました。気合を入れて、事務所の玄関から入らずに、勝手口へ通ずる開けっ放しのドアから入ることにしました。事務所へ入る引き戸も開き職人の方が二人いました。私がおとなしく見えたのか、近ずいてきました。「手を抜かずに、しっかりとセメントを奥まで押し込んでくださいよ」とまず言い放しました。さすがにびっくりしたようです。そして、すかさず事務所の西側の窓に連れて行き、「監督にもここにセメントを入れてくれと言ったが、やらないものだから私がやったよ」と言ってやり、事務所のトイレの奥に行き、ここにもセメントを入れたよ」と言ってやりました。事務所の中に置いてある、セメントをこねる、プラ舟もバスーカ砲も見せてやりました。「手抜きをしたら金は払えないぞ」とついに言ってはいけない言葉を言ってしまいました。ストレス溜めてましたからね、しょうがないですよ。私が工務店側の人間なら、窓枠にセメントは必ず入れて頑丈にしますよ。完全主義者ならば当たり前の事を言ったまでです。この職人は驚く事を言い出しました。「監督さんは12月31日をもってやめました」「ええー1月から来れなくなる様な事を言ってたけど、やめたのか」とびっくりしながら私も思わず言いました。1月に新婚旅行にでも行くのかなと勝手に内心想像して思っていましたが、やめるとは思いませんでした。やれやれセメントを詰めるように言っても意味無かったのかもしれません。しかし、やめたならこれからは遠慮せずに、はっきりと言ってやることにしようと思いました。職人が携帯で何かを話しているのが聞こえました。しばらくして会長さんが入ってきました。この会長さんは、実は私の事務所とはあまり縁がない人ですので、工事中は一度も見なかったですね。監督さんよりは会長さんの方が、はっきりといえることが出来ると思いました。手抜きをしたら金は払わないぞと言った言葉が効いたのでしょうね。せっかくきれいに事務所の天井を張った化粧板をはがしてセメントを入れるそうです。カーテンレールを取り付ける箱はそのまま利用して、そこへセメントを流し込めばいいと言ってやりました。何も難しくありませんよ。簡単なことです。私がちゃんと天井裏に入って調べましたからね。最初から手抜き?などしないでやればいいのに、もう一度面倒な作業をするはめになったのです。そのために又、大工さんを呼ぶことにもなりました。これからは私を監督にして欲しいです。私なら順序良く考えて事を進めることができますよ。結局2階も3階も天井をはがしてセメントを入れるそうです。大きな工事の変更です。セメント流し込み工事の時は、私も絶対に立ち会います。尚、2階にいた時窓を開けて、雨水管のことを言ってやりました。「こんな鉄製の支えではダメだ、ステンレスの支え棒に替えてくれ、ここは風が強く、又塩風でさびて腐り、雨水管が外れて落ちて来るぞ、郵便局の車にでも当たれば、損害賠償が起こるぞ」と言いましたら、早速替えるそうです。足場が組んである時に工事しなければならないので、すぐに電話を掛けていました。やはり会長さんだけあって話が早いです。たまには脅さないといけませんね。でも私は当たり前の事を言っただけです。


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