【相続登記】タグに関する記事一覧

前回は法定相続分について説明しました。 今回はその続きです。 仮にAとBが婚姻関係にあったとします。AとBは婚姻関係は良好だったものの子はできませんでした。そこでBの親戚筋から甲をAおよびBの養子にしたとします。ところでAはBに秘密でCと不倫関係にあった時期があ...

前回は遺族年金の転給制度について説明しました。 今回は法定相続分について説明します。 被相続人が遺言で特に指定していなければ、相続人の相続分は民法に規定されている相続分となります。 具台的には第一位順位者である子が相続人の場合、被相続人に配偶者がいれ...

前回は代襲相続について説明しました。 今回は遺族年金の「転給」の制度について説明します。 「転給」の制度は労災保険独特の制度で国民年金や厚生年金にはない制度です。 具体的には労災事故が起きた時に被災労働者と生計維持関係にある一定の遺族には受給「資格」...

前回は相続における「代襲」制度について説明しました。 今回はその続きです。 さて、被相続人AにはB,C,Dの三人の子供がいてそのうちBはAより先に死亡しており、Bの子供甲乙のうち甲をAの養子にしていた場合、相続はどのようになるのか? この場合、Aの子として亡B,C,...

前回は遺族年金における遺族の地位や年齢性別で受給権が異なることを説明しました。 今回は代襲について説明します。 相続には「代襲」と呼ばれる制度があります。 例えば被相続人のAさんにはB,C,Dの子がいたとします。 しかし不幸にもBさんはAさんより早くなくな...

前回は被相続人の意思による相続資格の剥奪「廃除」の手続きを説明しました。 今回は遺族年金の受給権消滅自由について説明します。 ちなみに「廃除」は被相続人の意思によって撤回も可能です(但し家裁への申し立てが必要)。 遺族年金は亡くなられた方の収入に...

前回は相続人の欠格事由について説明しました。 今回は被相続人の遺志で相続人の相続の資格を奪う制度「廃除」について説明します。 推定相続人が被相続人に対して生前虐待や重大な侮辱を加える又は推定相続人に著しい非行があったとき家庭裁判所に申し立てることで相続...

前回は相続人の欠格事由について説明しました。 今回はその続きです。 相続人の欠格事由の一つである「故意」に死亡させたとはどういう意味か? 故意=殺意であるとされています。 ですので、例えば傷害致死であれば欠格事由には該当しないが、殺人「未遂」なら欠...

前回は相続放棄した遺族も遺族年金の受給権とは無関係であることを説明しました。 今回は相続人の欠格事由を説明します。相続人には(正確に言えば推定相続人ですが)相続人の範囲に属していても社会正義上の制裁として相続の資格を強制的に剥奪する制度があります。 具...

前回は遺族と相続人の範囲の違いを説明しました。 では、前回の続きから説明します。 相続放棄した遺族が遺族年金の受給権者になれるか? 結論から言えば受給権者になれます。 なぜなら、相続人と遺族の概念は別のものであるからです。 相続人は被相続人の...