最近、1月のブログを見られたということで、私の作った「請求野郎」の問い合わせが時々メールで来ます。
ブログには司法書士に限って差し上げますからメール下さいと書いていましたが、反響があるとは正直思っておりませんでしたから驚いております。
送りますと、必ずお礼のメールをいただきまして、なんかこっちの方が使っていただいてお礼を言いたい気持ちです。
でも、そんな風にお礼を言っていただけてるとはいえ、本当に手作りの領収書フォームですから、どこまで差し上げた先生方のお役に立っているのかわかりませんが、私の感覚では使われている先生方もいらっしゃるということですし、消費税増税の際もバージョンアップに挑戦しようと思っています。

さて、先週末、平成24年度筑豊支部最後の研修事業となります第2回業務研修会を開催いたしました。
テーマは外国人住民票創設ということで、他の支部でも2回ほど開催されている人気のテーマです。
私自身、あまり外国人が当事者となる案件は関わったことはないのですが、去年旧外国人登録法が改正というか廃止になって、市町村の役場でも「外国人の方も住民票が発行されることになりました」と、さぞ素晴らしい事が起こったようにポスターを貼っていたりしていましたので、筑豊支部でも渉外実務に精通した先生に講師をお招きして研修してみることになりました。

うけてみて、ぶっちゃけ思ったのは、全然良い制度になってない。むしろ悪い。という印象でした。
聞いてみればたしかにそうです。
今までの外国人登録がなくなれば、その原簿は全部閉鎖されますから、そこからは保存期間の問題になっていずれは消えてしまう。
住民票なんて、別の市町村に転居して除票になってしまえば保存期間は5年です。
登記名義人であればあっという間に、住所変更登記や相続登記でお手上げになっちゃいます。
日本人であれば、まだ戸籍の附票がありますから、たどる方法がありますが、それもない。
もちろん、住民票になった訳ですから、記載内容も外国人登録記載原票ほど詳細ではなく簡易です。
ハッキリ言って、われわれ手続をつかさどる者の目から見ると良い事無しでした。
講義の前後関係から察するに、どうもプライバシーの配慮からこのような法制になってような気がしましたが、プライバシーより大きなものを失うような制度になってる気もしましたね。

しかし、ポスター見て、私のように「こりゃ良い制度が始まったんだな」とおめでたいことを考える司法書士もいるわけですから(私だけだったりして…)、今回の研修は本当に良いテーマをセレクトしたと感じました。
受講者数はあまり奮いませんでしたが、平成24年度最後の研修事業として本当に良い研修を開催したと思っております。

っというわけで、また、平成25年度も頑張りたいと思います!
頑張らざるを得ないという表現の方が適切かも知れませんけどね。