いや~…随分長い間ブログを放置していましたね。
気にはなっていたんですが、今月は公私ともに忙しくてなかなか更新することができませんでした。
しかし、来月はもっと公私ともに忙しくなりそうで、かなりブログの更新が危うい状況です。
恥ずかしい話です。

ところで、表題の件なんですが、特例社団法人で理事が複数いて、定款では社員総会で理事を選任する規定になっている。早い話がよくあるパターンの社団法人で、理事全員が任期満了退任で後任者を選任して登記する場合に起こった迷った案件の話です。
任期満了する理事がA・B・Cで、後任者でC(重任)・D・Eが選任されたとしましょうか。
今回の事案ではBが任期中に住所を変更していました。
そして、後任者を選任した総会の議事録署名者としてBの名前が上がっていました。

まず、Bの退任登記をする上で、住所の変更は問題にはなりませんよね。
どうせ抹消するので、Bの住所変更登記は省略できます。
さて、問題は選任した総会の議事録です。
この議事録には、議長と議事録署名人の印鑑証明書を添付しますが、当然Bの住所は登記簿の住所と一致しません。
ここで、迷ったのですが、私の考え方としては議事録署名人というのは理事としてではなく、あくまで一社員として署名押印しているはずです。
だから、住所はどうあれ関係ないのではないか、と考えて、その住所の一致していない印鑑証明書を添付して申請しました。
結果、補正もなく登記は完了しました。

後になってみれば「そりゃ、そうだろう」と思わなくもないのですが、司法書士の仕事って小さなことで相当悩むことが多いですよね。
必ずしも、常識的に考えれば小さなことなんか…っていう考え方が通用するとは限らない世界ですからね。