実は私、法学部は出ておりません。経済学部です。
とはいえ、あんまり真面目に経済学を勉強した訳じゃありませんけど、商業簿記くらいは勉強して日商簿記3級は持っています。
もちろん、司法書士業務には何の関係もありません。
ただ、この時期になるとやっぱり持ってて良かったと思います。
司法書士もご多分に漏れず個人事業主ですから、この時期になると確定申告をしないといけません。
恥ずかしい話ですが、私もなかなかのワーキングプアーですから当然ながら税理士の先生に頼む余裕は今のところないもんで、自分で青色申告のソフトを買って自力で申告書を作って出しています。
この青色申告のソフトというのは年間の経理の仕分けを一通り済ませると、後は全部計算集計して決算書を作ってくれる便利なものです。
私は基本的にこの時期になって1年分のものすごい量の取引をまとめて仕訳して決算書を完成させるような根性は持ち合わせていないので、毎日その日に起こったお金の出入りや通帳を記帳して引き落とし等を見つけたらその場でソフトに仕訳を打ち込む事にしています。ですから、この時期にやるのは備品の減価償却とか決算時の仕訳だけなので、毎年ほとんど提出期間の初日に提出しています。
でも、ふと思うのです。
この「仕訳」というのが曲者です。簿記の知識がないと絶対わからない仕訳。どんな便利なソフトでも仕訳は手入力です。
右(貸方)と左(借方)に入力が分かれていて、必ず対になって打ち込まなくてはいけない。しかも左右を間違えるととんでもないことになる。
経理に精通した補助者がいたり、全部税理士任せに出来る先生は良いですけど、私みたいにどちらも出来ない方は大変だと思います。
そんなこと、あまり研修でも教えてくれないですし、ズッと法律の世界だけで生きてきて開業される新人の先生方は大変じゃないかな。
ある意味、法学部ではなく畑違いの経済学部を出て、簿記くらいは勉強していて本当に良かったと思う季節です。