鋼鉄の一週間が続いている今日この頃です。
特に出費の方で頭が痛いなと思っていたのですが、悪い時には悪いことが重なるもので一昨日コピー機のトナーが切れてしまいました。
この時期にトナー代は痛かったです。
「弱り目に祟り目」といったところでしょうか。
ところで、最近司法書士業界では、登記識別情報通知書の目隠しシールが話題になっているようです。
登記識別情報とは、一般の方々が不動産の「権利証」と呼ぶ登記済証という書類を廃止して、オンライン申請でキーボードを打ち込むことによって権利証の提出に代えるようにしようと発案され制度化した英数字12桁のパスワードで、登記識別情報通知書というのは文字どおり、このパスワードを法務局が印刷して本人に交付する書類です。
この通知書は発行時にパスワードが法務局の職員の目にさえ見えないようにパスワードの印刷面に機械で自動的に目隠しシールを貼り付けて本人に交付されますが、最近この目隠しシールを剥がす時に印刷面ごと破れる事象があるそうです。
取引の際にそんなことが起こること自体がそら恐ろしいですが、どうやら事実であるらしく、法務省からも対処法が司法書士・土地家屋調査士業界に知らされたそうです。
その対処法がさらに恐ろしい内容で、簡単に言うと、薄布を当ててアイロンで暖めたらキレイに剥がれるそうです。
そして、原則としては、通知を受けた段階で目隠しを剥いで保管しろだそうです。
まあ、アイロン云々は論外ですが、先に目隠しシールを剥げというのはとんでもない話で、新不動産登記法を制定する時に国会中継を見ていましたが、民主党の質問に対して法務省の官僚が目隠しシールは剥がさずに保管しろと言ってましたよ。それに対して民主党が、「目隠しシールの貼り付けた書類を交付したら、普通剥がしたくなるのが当たり前でしょうが」と突っ込んでました。
粗悪品を出しちゃったから法の趣旨を180度転換しちゃうのはどうかと思いますね。登記識別情報は施行当時から文句の多い制度ですから、廃止する気がないのならもう少し突っ込まれないような運用をして欲しいですよね。
ちなみに私は、今まで登記識別情報通知書をシール剥ぐ時に破ったことはないですね。ただ、危なかったことはありました。
どうも私の感じとしては、目隠しシールのやや上から法務省の「MOJ」という刻印が打ち込まれてるんですが、そこから破れそうになるような気がします。やばいと感じた時には無理にそこからは剥がさずに、下の方からゆっくり剥がれやすいところを先に剥いで、剥いだ部分全体で刻印部分を引っ張るように剥がして、今のところしのいでいます。
しかし、事務所は取引の現場にアイロン持って行くわけにはいかないですもんね。アイロンの方がかえってヤバイという説もあるようですし…