最近、「kindle」という電子書籍端末を買いまして、これをきっかけに、仕事の古い本も電子化(「自炊」と呼ぶらしい)しようと思い立ちまして、開業以来増え続ける一方で置き場所もそろそろなくなってきた登記研究を毎日少しずつスキャナで読み取ってPDFファイルにしております(別にkindleで読もうと思ってるわけじゃないんですけど)。

ところで、そんな作業をしていると、時々「質疑応答」くらいは目を通しておくかと言う気分になり、なんとなく眺めていると、ちょっとビックリする質疑応答を見つけることがあります。
今日は、そんなもののひとつ。

登記研究第603号の質疑応答です。
[要旨]時効取得による所有権移転の登記を申請する時の登記原因の日付は、権利者の出生前の日付であっても差し支えない。

ちょうど、今年の2月に開催された研修で、時効の話題が少し出てて、取得時効の効力発生は占有の開始時にさかのぼるが、時効完成時の場合もあるのではないかという講師のお話で、そういえば時効取得が原因の所有権移転登記の原因日付は占有開始時だけど、もし、占有が相続で引き継がれてたら、場合によっては権利者の出生前になる場合も考えられるんじゃないかと思ってて、そういう場合に当てはまるのかなと漠然と思ってたんですが、それはともかくとして、登記を受理するかどうかの話では出生前でも良いんですね。
別に時間が遡る訳じゃなくて、効果が遡るだけだからと考えれば良いんだけど、生まれる前から権利者だって登記簿に書いているというのも、なんか釈然としない変な話だと思いました。


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