今月は更新できないのではないかと思っていましたが、なんとか1回は確保できました。
なかなか、ブログを更新するヒマがある時にはネタがなく、ブログを更新するネタがある時にはヒマがないと何とも不思議なものですね。
特に今月は急な出費が重なり金策に走ったり、車の追突事故に出くわしたりとなんかガチャガチャしておりました。

さて、そんな言い訳はともかく、年も明けていよいよ本年度の研修事業も再開です。
今回はタイトルのとおり、債務整理に関する勉強会を私の地元である行橋市で開催いたしました。
特定調停というのは、裁判所を介した債務の任意整理みたいなもので、裁判所の調停委員が間に立ってくれますから、別に代理人がいないと進まないものではないですし、成立した調書は判決と同様の効力がありますので、今後の支払いの遅れは即強制執行に繋がりかねないところから、あまり司法書士は使いたがらない傾向のある手続です。
裁判所の方も、任意整理ではなく特定調停を選択して裁判所の手間を増やして欲しくないみたいな意向があるとかないとか聞かないではありません。
しかし、もうグレーゾーン金利が撤廃された今となっては、貸金業者も段々今までのような我々の依頼者に一方的に都合の良い和解(利息は最終取引日まで・3年以上の分割弁済・将来利息カット等々)は受け入れなくなってきつつあります。
特定調停だから、それを受け入れてもらえるわけではありませんが、少なくとも調停には17条決定という強い力があると思うのです。
それも異議を出せば効力を失いますが、異議を出すと言うことは、債権者側が別に訴訟を起こして自己に有利なあらためて判決をとらないといけません。これって結構リスクのあることだと思うんですよね。債務者としては判決のような内容では払えないから調停申し立ててるんですから。
そして調停には他にも、強制執行の停止効や取引履歴を渋る業者には文書提出命令も出せたはずです(実務で運用されているかどうかはわかりませんが)から、決して使えない制度ではなく、ひょっとしたらこれから大いに使える制度になるのではないかと思い、今回の研修を企画しました。
また、カップリングと言ってはおかしいですが、ヤミ金対応の研修についてはとても司法書士の観点からの研修となり、私を含め参加した皆さんにとってヤミ金対応の敷居が少しだけ低くなった研修となったと思います。

今回の研修では、行橋での研修にもかかわらず、多くの方の参加をいただき何より途中退席者が全く見あたりませんでした。
これは今回のテーマへの会員の関心の高さだと思います。
研修部長の立場としては、講師の先生そして参加者の皆さんに感謝をしたいと思います。
ありがとうございました。
今年度の研修事業は残す所3月の2回を残すのみですが、最後まで良い研修をしたいと思いますのでよろしくお願いします。